アマチュア無線とは?
年齢は、ばれてもよいのだが、アマチュア無線と聞くと昔の映画「七人のオタク」に出てきた「無線オタクの女の子」を思い出したのは私だけでしょうか。オタクと聞くと何か暗いイメージがありますが無線局の免許を持っている彼女は相当な苦労をしたと思います。それはなぜか、無線従事者は国家資格だからです。電波は周波数帯によって利用できる部分がきめられているため、利用できる電波を管理をしないと個人で電波を独占したり、他の無線機と混線したり、酷い場合は繋がらなくなってしまいます。このため世界では電波を利用するのは許可制にし、電波を扱う資格があるものや、私達の日常生活で有益な事業に対して電波の利用許可や割り当てをおこなってきました。このためアマチュア無線技士には国家資格となっています。
このアマチュア無線は、現在の無線通信技術が商用に転用される以前から、個人の研究者が研究意欲や興味で作成した無線通信機をつかって通信をおこなったのが始まりで、その当時は無線技師の通信資格としての免許義務がありませんでした。日本でアマチュア無線の前進が登場したのは大正の末期で、「私設無線電信無線電話実験局」として認可を受けていたのが始まりになります。今現在では、アマチュア無線技師免許を持っており、私設通信局を開設の申請をおこなえば、年齢は関係無く無線通信を楽しむことができます。
上記で書いたとおり、アマチュア無線は国内法や国際法で「個人的な無線技術の自己訓練または、通信の技術的研究の業務」が定義され、アマチュア無線技師の免許で、商売や営業をおこなうのは禁止されています。アマチュア無線をおこなうのはあくまで通信研究や趣味といった個人的な目的に限られます。そして、日本ではアマチュア無線技士は第四級アマチュア無線技士から第一級アマチュア無線技士に4つに区分されています。
また、アマチュア無線局もほかの通信局と同様にコールサインという呼び出し符号を持っており、複数のアルファベットと数字で構成される識別信号があります。この識別信号は地域によってアルファベット、数字が違うので聞き取りにくかった場合でも通話表で再確認することができます。
アマチュア無線技士は、電波の発信者の身元保証や通信の内容について間違いを起こらないよ厳格に規定され、通信内容の正確性が必要とされている。
-免許制度-
国によって免許の制度は異なりますが、アマチュア無線を始めるには免許を手に入れる事が必要です。つまり、本人がアマチュア無線機の試験を受けて免許を取っていることが前提になります。ここで出てくる無線機の免許には2種類あります。
一つは無線従事者免許といい、知識・技能・法律知識を試験で合格した方が与えられる資格です。もう一つが無線局免許で「技術基準を満たす無線設備」に与えられるものです。
ですので無線従事者免許を習得していて、無線局免許を開設できる無線機や無線設備を持っている方しか、アマチュア無線局を開局することは出来ません。
日本では無線従事者免許には年齢制限はありません。そのため社会人以外にも大学生や高校生、小学生でも無線局従事者免許の試験を受けることは可能です。また、アマチュア無線技士の資格は複数種類があり、
第4級アマチュア無線技士(旧電話級)
第3級アマチュア無線技士(旧電信級)
第2級アマチュア無線技士
第1級アマチュア無線技士 に判れている。
第4級アマチュア無線技士はアマチュア無線の初級編で、一番簡単で資格が取りやです。、空中線電力10W以下の無線機で、モールス符号の技能試験が無いため、ノーコード・ライセンスといわれている。モールス符号が無いため他の無線資格より資格習得が簡単であるため無線人口の拡大を助けた反面、上位級の習得でモールス符号を覚えなくてはいけなくなり、無線家の能力が落ちたという批判もある。
第3級にモールす符号の解析の技術試験があったが、近年、近通信略語の筆記試験に変わり、第2級、第1級の試験では存在するモノの、日本の住宅事情や風土環境によって必要性が低いことから、難易度が軽減されてきている。
アマチュア免許の無線局免許
無線局免許には2種類存在します。個人が開局する個人局と、団体で運営する社団局になります。個人局はその通り、個人が無線局免許を発行してもらい開局することで、団体局は会社や学校などのクラブや、一部の教育施設などに設置されていたりします。しかし、一部の団体を除けば無線局のほとんどが個人開設し、複数の無線機を運営ているのが現状です。
では、個人局開設の手順の流れは以下のとおりになります。
また、認可を出したすべての無線機には識別信号(呼出符号)が割り振られており、この識別信号は国や地名、無線局の登録者が判別できるようなっています。日本のアマチュア無線の識別信号(以下、コールサイン)は頭の頭文字に「Japan=日本」の「JA」から始まり、JAの後ろに各地域に付けられている地域番号が入ります。ちなみに上から、海道(8)・東北(7)、関東(1)、信越(0)、北陸(9)、東海(2)、近畿(3)、中国(4)、四国(5)、九州(6)の数字となっています。この数字の後に、3〜4字のアルファベットで構成されます。
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最終更新日:2022/12/12
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